ビート 車検整備
車検って、どんな事してくれるのか、意外と不透明。なので、こんな事してますって感じで紹介します。
まずはブレーキです。マスターシリンダーの状態、ブレーキホースの状態をチェック、次に、キャリパーを外して、スライドピンの動き、パットの残量、ローターの状態をチェック。それから、ピストンをギリギリまで出して、錆のチェックです。
この車両は、錆は大丈夫だったのですが、動きが渋いのでOHしてみました。
ピストンブーツが収まるところが錆びてますね。でもほとんどの車両がここ錆びてます。磨いて組み付けしたらスムーズに動くようになりました。年間に1000キロ乗らない車両なので、ローターも錆びてきました
がんばって乗ってください。
次は、エンジンです。エンジンはプラグの状態デスビの状態、エアークリーナーの状態、ブローバイガスの料などを見てます。あとはベルトとか一般的なものばかりです。
プラグはいい感じでしたが、デスビが錆びてます・・・どないしよ~ベアリングからは音が出てないので、大丈夫だと思うのですが。デスビの点検って外さないとできないのですよ。軸の錆は見えるかもしれませんが、ベアリングの状態までは、解らないのです。なので、外してます。
あとは、足回りのガタ、ブッシュのヘタリ、灯火類の点検、冷却水の交換、ブレーキオイルの交換、クラッチのマスターシリンダーとオペレーションシリンダーの状態、クラッチオイルの交換こんなところです。
あとタイヤの編磨耗も真面目に考えてあげます。まずは、タイヤ交換して
サイドスリップテスターにかけます。そのあとエーワンゲージでアライメント直して、もう一度サイドスリップテスターにかけます。これで直ります。
今回の整備で大変だったのが、エアコンのコンプレッサーに付いてるフィールドコイルの交換です。
ホンダのお得意のSSTが必要な作業なんですが、会社にあった工具を利用してなんとか外しました。
これが、フィールドコイルです。抵抗値がずれるとヒューズが飛びます。最悪オーバーヒートしてエンジン終了です。ラジエターのファンとヒューズが共用なので・・・
手モデル こっちゃん お手伝いありがとうございました。